セミコロン忘れのParse errorの原因と直し方
文の末尾にセミコロンを付け忘れたときに出る構文エラーです。PHPは次の行のトークンを見てから、初めて構文が崩れていることに気づきます。
エラーメッセージの読み方
Parse error: syntax error, unexpected token "echo" in main.php on line 3
main.php- ファイル名
3- 行番号 — PHPが構文解析を諦めた位置
Parse error- エラー種別 — 実行前の構文チェックで検出されました
syntax error, unexpected token "echo"- 内容 — 期待していたもの、または受け付けられなかったもの
このエラーが出る典型パターン
パターン1
1 <?php 2 $x = 5 ^ 3 echo $x;
Parse error: syntax error, unexpected token "echo" in main.php on line 3
$xへの代入文の末尾にセミコロンがありません。PHPは次の行のechoに出会って初めて構文が崩れていることに気づきます。
直し方: (空) を ; にします。
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パターン2
1 <?php 2 $price = 100 ^ 3 $tax = $price * 0.1; 4 echo $tax;
Parse error: syntax error, unexpected variable "$tax" in main.php on line 3
$priceへの代入の末尾にセミコロンがありません。次の行の$taxという変数トークンに出会った時点で構文エラーになります。
直し方: (空) を ; にします。
パターン3
1 <?php 2 $name = "Al" ^ 3 echo $name;
Parse error: syntax error, unexpected token "echo" in main.php on line 3
文字列の代入でも同じです。セミコロンが無いと次の文と地続きに読まれてしまいます。
直し方: (空) を ; にします。
パターン4
1 <?php 2 $age = 25 ^ 3 echo $age;
Parse error: syntax error, unexpected token "echo" in main.php on line 3
$ageへの代入の末尾にセミコロンがありません。次のechoに出会って初めて構文が崩れていることに気づきます。
直し方: (空) を ; にします。
パターン5
1 <?php 2 $width = 10 ^ 3 $height = 20; 4 echo $width * $height;
Parse error: syntax error, unexpected variable "$height" in main.php on line 3
$widthへの代入の末尾にセミコロンがないため、次の行の$heightという変数トークンに出会った時点で構文エラーになります。
直し方: (空) を ; にします。
よくある誤解
エラーが指す行を直しても直らないことがあります。実際にセミコロンが足りないのは1行前で、PHPは次のトークン(echoなど)に出会うまで検出できません。
実務での勘所
PHPはもともとHTMLに埋め込んで使うことを前提にした言語です。<?php ... ?>のタグの中でセミコロンを忘れると、パーサーが次に手がかりとして拾うトークンが、後続のPHPコードではなく?>タグそのものや、その外側のHTML文字列になることがあります。テンプレートのようにPHPとHTMLが混在するファイルでは、エラー行がHTML部分を指しているように見えても、実際の原因はその前のPHPブロックのセミコロン忘れであることが多いです。